不妊治療(体外受精・顕微授精・凍結胚移植)
一般不妊症および難治性不妊症の治療を行っております。
近年、生殖医学の進歩は著しく、それに伴い生殖医療(不妊治療)にも新たな技術が導入され、難治性不妊患者様(従来の体外受精では妊娠が難しい患者)の治療も可能になってまいりました。
当院では、国内外の情報データばかりでなく、当院における基礎的研究から得られたデータを参考にして、難治性不妊患者様の治療を行なっております。

不妊治療の基本的方針は4段階です
- Step.1タイミング法
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基礎体温表(BBT)をつけていただき、不妊原因を探るルーチン検査を実施します。
その上で、異常がみつかれば(90%の方には何かしらの異常あるいは機能不全があります)その治療にあたります。
- Step.2AIH:人工授精
- 機能あるいは質を高める治療で、排卵している患者様にも排卵誘発法を実施したり、精子の受精能を高めた人工授精を実施しています。
- Step.3IVF:体外受精
- ステップ1や2の治療をしながら約1年経っても妊娠されない場合や、卵管が不通など卵管因子による不妊の場合に実施いたします。
- Step.4ICSI:顕微授精
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ステップ1や2の治療をしながら約1年経っても妊娠されない場合で、体外受精を施行し、受精率が悪い場合に実施します。
無精子症の患者様には、精巣での精子発育情況を確認(不妊専門泌尿器科中央泌尿器科クリニック:工藤貴正院長と連携)し、精子が確認された方には、精巣内精子を用いた顕微授精も実施しています。
自費にて胚・精子を凍結保存している方へ
2022年3月以前に採卵された方は自費で診療されていたことになります。
当院からお預かり期間満了のお知らせはいたしません。
凍結保存の延長手続きは、お預かり期限と同月に承っております。
延長料金は事務手数料5,500円と胚1個当たり13,200円になります。
日曜祝日を除く月・火・水・金曜日は8時半から17時までに、木・土曜日は8時半から11時までに凍結延長依頼書と延長料金をご持参ください。
受付窓口でのお手続きとなります。確認作業の為、お時間を頂く場合もございます。予めご了承下さい。
●当院におけるお預かり期間
凍結胚保存 | 採卵日より1年 |
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凍結精子保存 | 凍結日より1年 |
詳細に関しては、受付時間内にご来院の上おたずねください。
ご来院が困難な場合は、月~金曜日(木曜日・祝日除く)の午前10時から午後5時までに電話にてご相談ください(時間によっては担当者が対応出来ない場合もございます)。
なお、メールでの相談はお受けできません。
当院にて2011年(平成23年)1月までに胚の凍結保存または2013年(平成25年)1月まで精子の凍結保存を実施し、2014年(平成26年)9月30日までに延長保存手続きがなされなかった凍結胚、凍結精子につきましては、当院の凍結保存規定にしたがい廃棄させていただきました。
延長手続きがなされない場合、お預かり期間満了次第、随時廃棄となっております。
延長をご希望の場合は、採卵日、凍結日をお忘れなきようご注意ください。
手続きなどに必要な書類は、以下よりプリントアウトをしてお持ち願います。
お知らせ
2018年(平成30年)4月より不妊治療の料金などの変更がございます。
詳細に関しては診療時間内にご来院の上、おたずねください。
不妊学級を開いています
毎月1回(不定期開催)午後2時より別館ホールにて、これから不妊治療にのぞまれる方、現在不妊治療を行っている方などへ、当院の不妊治療についてや治療実績などをお話ししています。
予約制ですので、まずは当院へお電話をいただくか窓口でご相談ください。
心理カウンセリングについて
心理カウンセリングを再開いたしました!
治療についての不安や迷い、夫婦関係、職場の問題などを、ご自分やご夫婦で抱えこんでいませんか?
誰かに聞いてもらいたい、悩みを共有してくれる人が欲しい、そのような時は、お気軽に心理カウンセリングを受けに来てください。
ご本人のみ、ご夫婦でのご相談、いずれも可能です。
担当 | 生殖医療相談士 |
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日時 |
●第1・3水曜日 午前10:00/午前11:00 ●第2・4火曜日 午後2:00/午後3:00 *2023年10月より、第2・4火曜日の時間を午後2:30/午後3:30に変更とさせていただきます。 1回45分 |
費用 |
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心理カウンセリングは予約制となっております。
ご希望の方はインターネット予約、当院へお電話または窓口でご予約ください。
妊娠を望む方のためのヨーガ教室
講師 | 西澤 佳菜子 先生 |
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日時 | 毎週火曜日 午後3:00~4:30 |
石渡研究所
当院院長、石渡勇の研究と樹立細胞の紹介をするホームページです。
石渡研究所Ishiwata Laboratory